ゲーム基板の電池交換

なんか調べ物してたら、SEGAsystem16と云う基板のゲームには電池が載っていると知ったのが先週。基板の電池と云うのは、コピー対策なんかを理由に給電が途切れるとデータが消去されるromが載ってたりするものである。給電している電池が切れると基板はしぬ。
で、system16の基板持ってるジャン俺!ってのが話のつづき。スケバン雀士竜子と云うやつである。買ったのは5年くらい前だったか…流石に電池が切れているだろう…。3マンで買った基板だが、最近は麻雀が安め傾向のためか1〜2マンの値がつくようだ。が、希少な基板ではあるので、なんと惜しいことをしてしまったんだ…と落ち込んでいた。ともあれ、2週間くらいかけて部屋の片付けをした折り、久しぶりに基板を引っ張り出してきて電源を入れた。ら、フツーに起動するじゃん。ちうことで、電池交換に踏み切ったのである。

電池と云うのはCR2032と云う、フツーのボタン電池である。身近だとPCのマザボBIOS設定を保存するのに使っているチョイ大きいやつ。だが、半田付けする必要があるので、タブつきとか云う、端子が外に出ているチョイレアなやつを使う。電池ホルダーに換えて今後の交換を容易にする手もあったのだが…まあ、なんかの衝撃で電池が落ちてもアレだし、無難に秋葉で買ってきた。定時ダッシュすると丁度秋月が閉まるところなので、千石で買う。電車に乗ればギリ間に合う気もするのだが、文字通り定時で秋葉まで足駆けするのでそんな時間になる。

で、交換作業。基板上に配置されている羊羹とか呼ばれる黒い箱が問題のモジュールである。ネットの情報を参考にしつつ、粘着テープで固められているフタを強引にあける。途中までは丁寧にやってみたのだが、短気なのでおりゃーっと開けたのでフタがヘシャげた。あと、電池に繋がってる線がフタにも接続さていたため、もうちょっとムリにフタを開けてたら、引っ張られた電池が吹っ飛んでしんでいたかもしれない。あと一歩踏み込んでいたらやられていた。と、ここで基板プレイシステムに接続して基板を起動する。ネットの情報によると、交換の間は通電している必要があるとのことなので。じつは、通電の必要はないと云う情報もあったので2択だったのだけど、まあ、通電してた方がデータも消えないんじゃないかなぁと云う素朴な検討を考慮してこのように。

むかし、基板に電源を入れながらスピーカーを半田付けして友人に呆れられたりしたことを思い出しながら、ゲーム画面を横目に電池交換作業。とちゅうで外した配線をヤバげなところにショートさせた気がしたりもしつつ、なんとか交換を終える。電源を一旦切ってからもちゃんとゲームが動いたので、電池交換には成功した、のかな?

交換した電池の電圧を測定してみたところ、新品で3Vのところが2.6Vくらいまで降下していた。結構危なかったのであろうか?実は、基板を買ったことが日記に残ってて、どうも2006年のことらしい。10年前じゃないか…と驚いてみたり。ちうか、どうも電池の交換がされた形跡が無かったので、販売時からずっと使用してた電池なのではなかろうか?87年のゲームだから、30年近く前だぜ…。電池ってそんなにもつものなんですかね。

さてさて。次の交換はいつぐらいにするかなー。十分マージンをとるとして、10年に1回くらい交換すれば安心だろうか。ちうことで、次回の交換は2025年だよ!ちゃんと覚えておいてね!