Blackberry KEYone買ったよ

買ったケータイを日記に載せるのは何代前か判らんけど。まあ、最近新しく買ったよ。
独自OSで頑張ってて一部でファンの居るBlackberryの端末は物理キーボードを搭載しているイカしたやつで、昔から欲しかったんです。Android OSだったらいいのになーとか思ってたら、一年ほど前にAndroid OSを載せたBlackberry Privが発売されたのでした。んで、早速買って使ってたわけなんだけど…Privはタッチパネル動作をほぼ前提としたAndroid端末と云うこともあってか、一見、板状のスマホに見せかけてスライドするとキーボードが現れるという趣向だったのです。スライドギミックはガジェ魂を揺さぶりはしますが、スライド機構ゆえの華奢な感じが嫌だなーと云うか、文字を打つときにスライドするのが面倒だなーと云うことで、結局あまりキーボードを使わないでいたのでした。

そんで、去年の冬くらいに、コードネームMercuryとか云って、ストレートタイプの廉価版が出るよーとかアナウンスされ、これこそが俺の求めていたものだー!とワクワクして待ってたのだが、Blackberryが端末の開発事業を辞めるとか云いだしてイヤ〜な感じで進捗しつつも中国のTCL社に開発を移してやっとのこさ発売した感じの端末。

まあ、色々あって8月頭くらいに届いたのだけど、これはステキな端末ですね。歴代端末で一番お気に入りかもしれん。デザインも良い。いっこ前のPrivも悪くなかったけど、キーボードを収納したら一見フツーのスマホだもんね。何もしなくてもみなぎる物理キーボードの存在感がたまらない。そうでなくても、黒ベースにシルバーのアクセントが入った、昔のオリンパス一眼みたいな佇まいは気に入ったよ。

俺は高くても良かったのだが、廉価版と云うことで実は一世代前のPrivよりも性能が劣ってたりする。まあ、ゲームでもするんでなければ、普段使いするのには特段モタつくようなことも無いし、気にならないかな。その分、バッテリの持ちが向上しているのも嬉しいね。

開発が変わって不安もあった、キーボードの触り心地も良好かな。キーの微妙な凹凸を頼りに、親指二本打法でタッチタイプが可能!スマホタッチタイプ出来るの幸せすぎるんよ。意味もなくタイプしたくなって、メールとかも捗っちゃう。毎日ニコニコタイプしてると、こう、キーのヘタりは早いのかもしれない。これはもうしょうがないと云うか、安くなったら2〜3台の予備機を買って対応しようかな…とか。そんぐらい期待している端末なのである!

おまけ1

ちなみに、KEYoneが届く3日くらい前に、突然Privの調子が悪くなり、ほぼ文鎮と化してしまった…。なんかしょっぱいトラブルである勘が働き、バラして調べてみたら案の定、電源ボタンがONになりっぱなしになってる原因でした。電源ボタンいっこでメーカー修理に出すのも気が引けたので、自力修理に臨んだのですけど、思いの外、スマホの集積度でボタン交換するの容易じゃないっすね…。結局のところ、ボタンの交換には成功しなかったのですが、半田コテでグリグリしてたら電源は入った状態にはできたので、このまま継ぎ足し充電してバッテリーを切らさず、種火を絶やさない運用で使うことになりました。
ついでに云うと、電源ボタンが死んだだけで何も出来なくなると云うのがこんなにショックだったので、KEYoneでは極力電源ボタンに触れないようになりました。ダブルタップでロック解除はできるし、KEYoneには任意で好きな機能を充てられるサイドボタンが一つ設けてあり、こいつに画面ロックの機能を設定したら、電源ボタンは正に電源を入れるその時だけで済むようになりました。
関係ないけど、こないだ映画館で観るときに電源を切るのがスゲー抵抗ありました…。機内モード胡麻化そうかなあ。

おまけ2

一点だけ残念と云うか、買う前から判ってたけど、デレステとか動的ゲームやるには最低ですね…。当然、邪魔にしかならないキーボードもそうなんですが、タッチパネルの反応取りこぼしが目に余る感じ。こう云う細かいところでコストダウン図ってるんかね。それとミリシタやってると、ノートを叩いた時の効果音が、最初の一発目がやたら遅れると云うのがあって、どうも、サウンドをロードしてもバッファされてなくて、実際に再生する際に慌てて読み込みしてる予感と云うか。描画クオリティを最低にしても、スペックの割にやたら処理落ちするのは、その辺のサウンド周りのトラブルもあるのかも…。みたいな。

そんなわけで、Privはデレステ専用機としてのセカンドライフを送ることになるのでした。