怖いやつ

会社のレクで富士Qハイランドいってきました。乗り物券があったので。でも、足代とかはかかるので、結構出費。

で、富士Qは遊園地なんですけど、なんか怖い乗り物しか見受けられないのですが…。話を聞くと、そんなものなのかな?知らんでしたなぁ。

よく考えたら、どうやら私、怖い乗り物乗るのは生まれて初めてな気がするみたいなのですが、物は試しと乗ってみることに。いやあ、怖いっすね。怖かったっす。「ええじゃないか」って奴だったんですけど、もう、進路が見えないように後ろ向きで上昇するからいつ落ちるかわからんとか、見えないままグルグル回転してヤバいとか嫌な演出ばっか。それがいいのか。

メシ喰って、あんま揺するとヤバい時間帯には、「なんたら迷宮(失念)」とか云うお化け屋敷に。以前やったホラーゲームはかなりガクブルしながら遊べたので、3次元ホラーだとどんなもんかと楽しみだったのですが、やっぱりと云うか全然怖くなかったです。まあ、色々頑張ってはいますが…フォグとかロクに視覚効果をつけられない時点でキツいですよね。

とはいえ、グループの中の1人はやたらにビビりまくって楽しそうだったので、たまたまうちのグループがホラーに強いだけだったのかもしれません。傑作だったのが、途中気分が悪くなった時など用の「リタイヤ出口」が用意してあったのですが、そこで喧嘩してるひとがいたんです。「おめーらリタイヤしてんじゃねーよ!一緒に来いよ!来いよ!」とか出口に向かって声かけてるひとが。んで、なんとなく流れでうちらのグループと合流して進んでたのですが、あまりの合流タイミングの良さに、「ああ、このひとはスタッフのサクラで、最後に脅かし役に変身するんだな」とワクワクしてたところ、あえなくゴールについて、お連れのひとに文句たれてました。マジだったのか。そこのグループは4人くらいいるなか3人リタイヤしてたようなので、一般的な感覚では十分怖い感想なのかもね。

後から考えると、多分、事前説明で「物に触って壊さないでくださいね、おどかしスタッフに暴力振るわないでくださいね」と念押しされたので、「つまり、スタッフも客には危害を及ぼさない」つう認識を持ってしまったのが敗因ですかね。「んばー」とか脅かされても、びっくりはすれどもビビリはできない。だって安全だもの。これも、日頃ゲームばっかやって視覚と認識を切り離す訓練が進んでしまい、「危険な視覚情報」を感知しても、「まあ、安全だからね」とスルーできてしまうのが原因かもしれない。逆に、絶叫乗り物とかは、「安全だ」と云う認識はあれども、落下Gとか「肉体的な危険認識」との分離が旨くいってないから怖いのかも。こっちも慣れたら全然怖くなくなるのかな。