あらゆるメディアの物語で見られるラストの「後日談」ってやつがあまり好きじゃなかったりします。主人公ごく周辺ならまだいいのですが、登場人物それぞれにいちいちスポットをあてて羅列するようなやつが蛇足ぎみに見えてしまいます。別にねーいいじゃんよ、クライマックスを経て全て終わり、物語の総括として主人公の今後なりだけを描写すれば。

クライマックスでの盛り上がりに対するクールダウンであったり、主人公の消息を敢えて不明にしておいてのタメにつかったりなど、効能もあるんでしょうけどねえ。

というか、昔のRPGのエンディングとかに大変よくみられた、佇んでいる主人公のところに登場キャラがテクテクきて2~3行会話して去ってゆくのを立ち代わり繰り返すの、あれがあまりに定番過ぎてたのが嫌なのかもしんない。少ない手間でプレイヤー満足度を得る常套手段なのだろうけどねー。劇なんかで一回幕が降りたあと出演者が一列に並んで順番にスポットライトを浴びてゆく、ああいうイメージなのかな。

話は収束せず