最近の若者のゲ製力はなかなかかもしれんね

こないだ後輩にプログラムを見せて、それでお節介なことにソースコードを後日渡した。んで、レスが返ってきた。プログラムはソコソコ書いてみたけれども、ゲームのプログラムってどう書いたらいいのか判んない、と云っていたひとだったんだが…。

「まだビルドしてませんが、ソース追ってみました。ああ、1フレーム毎の処理をループで回すんすね?」とか、なんか的確な答えが返ってきたんだがー。ビルドして実行するでもなく、ソース追うだけでそこまで判るんだ、スゲー…。

つうか、「フレーム」ってゲーマーでもあんまり使わない単語のような気がするんだがどうか。心当たりあるなかでバリバリ使うのが格ゲーマーで、あいつらは技の早さとかフレーム単位で計測して加減算で連続技のレシピ作ったりするから。そーゆーリテラシがあると、ゲームのフレームワークとか、それとなく理解できちゃうのかも。

格ゲーで偶にみられる現象で、画面端を背負った相手をジャンプで飛び越して相手と画面端の間に落ちることが、1P側で出来るのに2P側で出来なかったりすると云うのがある。実はこの差が結構大きくて、大会の時なんかにはジャンケンで1Pに座るか2Pに座るかで戦う前から勝負が始まってたりするのだが、この現象、ゲームプログラマとかだと、「あ、1Pの処理をやってから2Pの処理やってるんですね」とかなんとなく目星がつく感じなのだが、こう云うのはゲーマーの間でもリリース間もない辺りからスグに出回る情報だったりするので、プログラマでなくてもなんとなく理解してたりするのかもしれない。

そう云う連中にゲームを作らせたりすると、案外すぐに完成させちゃったりするのかも。と思った。