消えたAWACS機

なんとなく100えんで買ったスパイ小説。つまんなかった。冷戦の頃合を舞台に、パワーバランスを壊しかねない超兵器が○連に奪われた!大戦の原因ともなる兵器の破壊に向かうエージェント達!的な話。

死にエピソードが多いし、オチもイマイチだし。ネットで検索してみても、書評っぽいのが全然見つからなかった辺り、普通のクソゲーつうことで問題なさそう。

とはいえ、雰囲気作りとか話の組み立て、シチュエーションなど記憶に留めておく価値が無いわけではないと思う。それとなく記憶の片隅においておきましょう。

まあ、人間の記憶量的に整然と整理しておくことは無理だと思うが、無意識的に残った記憶ってのが重要で、何かの折にふと現れてインスピレーションになったりするんですよ。いわゆるセンスとか感性って云うのはこういう積み重ねから生まれるもんなのかなぁと思う今日この頃。

組み立てられた理屈から生まれるものも尊いんだが、勘や瞬間の判断で生まれたものも同じくらい尊いんですよ。それは、そのひとがそれまで生きてきた経験から導かれるもので、決して無下にできるものでは無いんです。

中学生力爆発。