職場の忘年会に行ってきたよ。

で、幾つかのグループに分かれて遊ぶんだ。ワタシは海釣り班に。幼少の頃に何回か釣りを嗜んだことはありましたが、海は初めてですなぁ。そんな感じで木曜の夜には出立。

千葉まで上司の車でブーン。連日の寝不足でガン寝モードでした。上司に運転させて。ブーン。館山の辺りは学生の頃に合宿とかで何回か来てゐたため、道もそれなりに見覚えがあったり。到着。流石に12月なので結構寒かった。けど、去年の有明に比べれば!そんな感じで出港。

20分ほど沖に出たあとは、ポイントで釣っては移動、釣って魚がゐなくなっては移動のループ。最初は勝手が判らず手間取りましたが、すぐにカンが摑めれば簡単。仕掛けを落として60メートルくらいの底についたら5メートルくらい糸を巻く。そしたらちょっと揺すって仕掛けの上にある箱から撒き餌を少々。して、じっとまつ。ちょっと待ったら1メートルくらい巻いて揺する。ちょっと待って巻いて揺する。以下ループ。なんだけど、魚群探知機かなんかでポイントを見つけてくれてるので、ポチャン…ポトリ。5メートルくらいギリギリギリ。揺すり揺すり。5秒くらい待つと「ピュンピュン!(アタリ*1)」ってな感じでのぬるゲーでした。

特に操作のムズイところもなく、延々と糸を入れるだけなんだけど、何か楽しい。 魚が掛かってリールをグルグル巻いてる時のドキワクも楽しいし、魚が水面に現れた時の感動もなかなか。理屈で考えるとただ延々とスコア稼ぎしてるだけなんだけど、無闇にワクワクしてしまう。人間に備わってる狩猟本能ってやつかね。

そんなわけで、戦果はアジが9匹ほどでした。満足。

因みに、ワタシが座っていた側からだとよく判らなかったのですが、乗員の半数くらいが船酔いでダウソしてた模様。1人に至っては最初のポイントについて、糸を入れようとしたら服に針が引っかかって格闘してていざ投げ入れようとして横をみたらくたばってて、あとはラストまで寝っぱでした。カワイソス。

その後は、メシは自作のホテルって云うのか?みたいな宿で食材(釣ったのを含む)を持ち込んで宴会に。別働隊が釣ったカワハギの皮むきを延々やってたら握力が失せた。素晴らしいクソゲー。けど、結構楽しかった。あと、アジを3枚におろすのを眺めてたり。なるへそ。つか、切り身じゃない魚を弄るのって久しぶりなんだが、結構普通に遊べるのな。小学の頃、獲りたての魚を触ってたら膝がガクガク云うくらい緊張したものでしたが、別段なんともなく。意識の違いか。とはいえ、最近は海で生きてゐる魚と食卓に並んでゐる切り身との間の連続的なイメージが希薄になりつつあり、「魚の切り身が海で泳いでゐる」とか云ってるひととかカマトト*2とか笑えないような気がしてたので、生き物を自らの手で殺める機会と云うのは重要かと思った。人間は他の生き物を殺めて生きながらえる罪深き生き物ですよ。

で、宿にあった包丁がナマクラで切れないクソゲーのため、アジの3枚おろしで生じるゴミが大変な量となってたのが不憫だったのでこっそりモリモリつまんでおいた。どうせ刺身なんで生食うまいうまい。

そんな感じの宴会でしたが、連日の寝不足で早々にくたばってガン寝モードでした。おわり。

*1:魚がかかること

*2:「カマボコはトト(魚)から出来てるんですか、へぇ〜」の略だそうな