いつもの極論でいきますよ。

要は、「スゴイ」ってのは自分に出来ないことをやってのけるやつに対して思うことだ。これ前提。で、人間生きてれば自分存在のために「スゴくありたい」と思うもんだ。じゃあ、スゴくなるにはどうしたらいいのか。

他人から「スゴイ」と云われれば、自分がスゴくみえてくる。けど、自分よりスゴくないやつにスゴイと云われるのはある意味当然のことなので、出来れば自分がスゴイと思ってるやつからスゴイと云われた方が、スゴくあるためには望ましい。だがしかし、理屈から云えば、自分よりスゴいやつが自分のことをスゴイと云ってくれるハズ無いのが当然である。世辞なんか要らぬ。

なので自分のちっぽけな自尊心を満たすには、センズリックに自画自賛してやるしかないわけで。ところが、今まで自分が成してきたことと云うのは、自分にとっては既に出来るようになってしまった取るに足らないものである。自分に出来ることなんて自分でみて全然スゴくないわけで。

結局、自分で自分のことをスゴいと実感出来る時なんて来ないのが道理なのかな、と。これを、「報われない」と取るか「やりがいがあるぜ」と思うかは人それぞれなのかもな。