Steins;Gateの構成における難とは

そろそろネタバレが酷くなってきます。未プレイのひとは絶対見るな。
プロローグに物語最大の伏線を張るのは、印象を強くするのに良いと思ったのだが、バレバレすぎやしないか。容疑者少なすぎて、犯人はヤツしかいないじゃん。みたいな。まあ、自殺と云う線もあるかなーとは思ったけど。

そして、プレイヤーに与えられた最大の武器、タイムリープなんだけど、選択肢を発散させないための制限である48時間の壁があって結局のところ、「最初の伏線が解決するまでには物語の最後まで待たないと駄目なんだなー」と云う安心感が出来てしまって全くヤキモキできない。こう、ループ中のプレイヤーが観測出来るギリギリ外に伏線を置いてジワ見せしてこそ最大限になるんだと思うんだよね。

それでもって、伏線の時系列とループ中での観測範囲を遠く遠く断絶しているのが、2〜4章なんだけど、これがゲーム最大の魅力の1つである「タイムマシン理論」関連だったりするのがさらに悲しいよね。

といっても、ループものについ求めちゃうギミックに難が多いなーと思っただけであって、タイムマシン関連のワクワク感であるとか、涙腺アタックの演出だとかは大変良かったわけです。そんな話。

あとラスボスがショボくね?