サマーウォーズ

ONIONさんに誘われて観にいった。楽しかった。

舞台のモデルになった地域とタイアップしてるとかしてないとかタイトルだけは知っていたが、前準備まるで無しで臨んだ。ヒロインとのキャッキャウフフものだと思って観てたら、実際のところは熱い展開目白押しで涙腺直撃をかましてくる映画で、、、歳とって筋肉が弱まってきたのか目から汗がボロボロ止まらなくて難儀した。まあ、そんだけいい映画ではあったのだが、普通の日常シーンでも号泣かましてたのは何でか?GoW2を徹夜でやって身体が弱ってたからかもしんない。酒呑んで映画観ると涙脆かったりするからなー。

ともあれ、演出がとっても良かった。直球ちゃあ直球なんだけど、歳取ったせいか直球が身に染みるなー。あと、メイン舞台のひとつ、電脳世界OZの絵ヅラがCOOLで大変良かった。

なんだけど、細かい考証とかが気になってヤキモキさせられた。ネットの評判とか見ると、気にしたら負けのようなわけだが。。。以下、ねたばれヤキモキ。

電脳世界OZについて

コミュ、エンタメからインフラまでこなす、超ウルトラビッグなネットシステムという設定。。。なんだけど、ライフラインまで同じシステム上で動いてるとか無いしょー。ましてや、同一アカウントでアクセスとかハラハラさせられまくり。でも、そうでないと世界の危機が発生しない。OK。

4おくのアカウントを取り込んで超パワーを得たラスボスに対抗して「オラにみんなのアカウントを分けてくれ・・・!!!」

そんなことしなくてもroot権限を奪取すれば最きょウグググ。。。

主人公

数学のエキスパート。ゆえに、OZの強力なセキュリティを突破する原因となり、最後に奪い返す力となる。。。って、セキュリティ構築の際に数学って強力な礎となるけど、セキュリティ突破の足とはならないような気が(うろ覚え)。ラスボスが流した暗号化されたパケットを引っこ抜いて数学的に解読したってことなのかなー。

まあ、順当に進めるとスーパーハカーが電脳世界の危機を救う、つまんない話になってしまうので。数学者ってワンクッション置いて感情移入できるのかな。OKOK。

ヒロイン

中盤、役割が全く無いカワイソウな子。と思いきや、実は花札の達人だったので、最後の刺客となるキーパーソン。でも、実は劇中で花札が強いことを示唆しているシーンが無いんだよなー。最初に出てきた時は負けてたし。

あと、最後主人公とくっつくのもやっつけ感があるなー。冒頭、主人公が一方的に憧れるだけの関係で、最後にヒロインが活躍して、主人公も活躍して、そのまま流れるように合体!コンゴトモヨロシク…じゃあなあ。2人の活躍が独立背反過ぎて、お互いに勝手な幻想を抱いたままくっついてる感じがする。吊り橋効果なんじゃねーの?って感じ。なんか、2人が力を合わせて解決して、心を通じあわせるラストだったら良かったなぁ。。。ONION先生は、映画の主題はそこだけじゃないから、端折ったんだろう、って。まあ、尺の問題もあるかなー。

あと花札ってどうよ

マイナー過ぎないかなぁ?ルール知らないひと多くないか?ルール知らないと、「こいこい!こいこい!」とか意味フでは?まあ、ONION先生も、よく判らんけどイキオイは伝わるからいいんじゃネ?と仰ってたし、いいのかな…。あと、花札画面がどうみてもコンピュータ花札ゲーだったのは仕方ないところか。COOLだったけどね。

トラブルの原因をつくったオッサン

図らずも愛するバーチャンを亡くす原因(?)になりカワイソス…。主人公は、「実は世界破滅の原因ではありませんでした」って救われたのに…。

格ゲーライクなシーンで

キーボードをバリバリとタッチタイピンしてたのが気になる。そんな複雑な入力しねーよ。「LCDは応答速度が駄目だ!HDのCRT無いか!?」ってシーンあったからリアルタイムゲーであることは間違い無い。そしたら、コマンド打つわけじゃないから、キーボードは使わないなー。せめてWASDだけど。…ジョイスティックをガチャガチャ振り回してるよりも、キーボードをガタガタやってた方が絵ヅラのインパクトが大きい選択なのかな。OKOK。

最後に温泉が沸いた

何故みんなで入浴シーン無いし

そんな感じ。

べ、別につまらないと思ってるわけじゃ無いんだからね!