オブリビオン

ちょろっと思うところを。

広大な世界を冒険しているとチョコチョコ発生するクエスト(イベントみたいの)をこなしてゆくのがメインの楽しみなのです。用意されているクエストを足すと普通のRPGの4〜5倍くらいのボリュームはある感じ。普通にやるだけでも1.5倍くらいは経験できるかと。この膨大に用意されているクエストは、こなす順番、はてまて進めるか諦めるかまで自由に楽しめる。このへんが「大変な自由度」と評される理由なのですがいやはや。これらのクエスト、それぞれは独立性の高いイベントか完全なシーケンスかのどちらかで、クエスト同士の関連はあまり強くないため、実は順番を変更できることにあんまり違いは無いです。ヒロインと喧嘩した後にラブラブになるのと、ラブラブになった後喧嘩するのでは順番の入れ換えに大きな差が生まれますが、町のゴロツキを懲らしめた後家を買うのと、家を買った後にゴロツキを懲らしめるのでは、独立性が高すぎてあんま違いが無いと云うところか。また、クエストは巧妙にテクスチャを貼られているが、実は90%くらいがお使いイベントだったりもします*1。お使いは、用意された回答以外に、クエストアイテムをスリ盗ったり強奪したりして多彩に解決できますが、その程度のバリエーションしかないとも云えます。だもんで、確かに自由は自由なんですが、なんと云うか本当の自由とは少し違う気がします。

とはいえ、「困ってるひとは助けねば!」とクエストに臨んだり、「あー気が向いたから助けるー」とかスタイル決めて遊べるのは楽しいです。ので、オススメ。

*1:テクスチャの貼り方が巧妙でユーモラスなので、実際はお使いやらされ感はそれほど無いのです