何故か引越し

全然仕事が貰えないので辞めた気になってゐた引越しのバイト。人が集まらないので手伝えとな。いいように使われてゐるようにも思うけど、お金貰っとくのもいいし、運動不足で丁度よかったので快諾しておく。

ちうか、人手足りて無いんならキツイ仕事になるに違いないよな。迂闊…。そして追い討ちをかけるように素敵な雨。雨なくらいなら猛暑の方がマシなくらい雨は最悪です。まあ、家の中で作業しててもビショビショになります。1日4リッターくらい(ワタクシは多い方ですけど)飲むくらい汗をかくので、大変なことになってます。ちうことで、雨で濡れること自体は大したこと無いのですけど、やはり荷物が濡れる心配したりするのが相当にウザイです。通算で2回だったのかな、酷い雨に遭ったのは。

1件目。2ヶ月くらい引越しの仕事してましたが、「家を建てかえるので仮住まいに引越し」と云う仕事もそこそこありました。ちうことは、家が建ったらまた仕事が貰える可能性もあります。んで、同じお客様ンとこ2回やることもあるのかなぁと思ってゐたり。…まさか、すっかり引越しから足を洗った気になって、突発的に入った最後の日にそんな事があるとは。小説よりうんちゃら。

で、お客様はワタクシのツラを憶えてやがり…ゐらっしゃいましたよ。まあ、お客様からすれば引越しってば一生オーダーの出来事ですから、憶えてゐらしてても当然かもしれません。それに、毎日の1現場と云う認識に過ぎない我々としても、何だかんだ云って一現場一現場、憶えてゐるものです。思い出を刻む仕事。ん、カッコイイ感じ。昔レジ打ちしてた頃は客の顔なんぞ覚えてる暇も無かったしなぁ(馴染みのお客様とかもゐたけど)。利用したコンビニの店員の顔とか憶えてます?

2件目。何だかんだ云って時間がかかってしまい、現場到着が随分と遅れてしまいました。で、凄い山ン所に建ったマンション?縦に伸びるんじゃなくて、ナナメに伸びる感じ。入り口からはたっぷり2〜300メートルくらい楽しめます。エレベーターも無意味。んな感じで、正攻法では埒があかないので、建物の横の坂を上がって、お客様宅の裏から荷物を出すことに。しかし、裏には勿論と云うか侵入者を拒むフェンスが…。ちうことで、柵の上を「バンザーイ」って感じで荷物を通すアクロバティックな作業を。最後の最後に愉快な仕事だなぁ。取り敢えず他の営業所の方とか応援に来てくれて、一応現実的な時間(9時)には終了しましたがー。

前回の仕事ン時は、まだ仕事が在るんだか無いんだかよく判らなくてロクに挨拶もできませんでしたが、今回はもう終わりと覚悟決めて、そこにゐた人だけではありましたが挨拶して帰れたので好かったっちゃぁ好かったっすね。短い間でしたが、楽しかった、と云うことでひとつ。